「産業保健師を目指すぞ!」と決めたはいいけど、何から始めればいいか分からない。
そんな人も多いのではないでしょうか?
- 周囲に産業保健師がおらず、話が聞けない
- 転職活動自体が初めてで、何から手をつけていいか分からない
- 転職したいが、面倒くさい気持ちが勝っている
このような理由で初めの一歩を踏み出せない人が大勢います。
私も看護師時代に何度も転職活動しようとして失敗してきました。
そんな私ですが、今では未経験から産業保健師に転職し5年目を迎えています。
最後の転職活動が成功した理由は…
「小さなSTEPを積み上げたから」
この記事では産業保健師を目指す人が転職活動で積み上げるべき「小さなSTEP」を紹介します。
先が見えない転職活動は辛いけど、少しずつ前に進めば大丈夫!
あなたが確実に一歩前に進むお手伝いをします✨
産業保健師になりたい!転職準備はいつから始める?
産業保健師になりたいと思ったその日から
本気で産業保健師への転職を考えているなら、「なりたいと思ったその日から」準備を始めましょう!
すぐに準備を始めた方が良い理由は3つあります。
- 期間を空けてしまうと面倒くさくなったり、気持ちが冷めてしまう
- 産業保健師への転職は1年以上かかることもある
- 産業保健師の仕事はいつどこで縁があるか分からない
看護師の仕事は激務です。
仕事に忙殺されて転職活動をやる気が維持できないこともあるのではないでしょうか?
私も、最初の準備を後回しにして転職活動のやる気を失った経験があります💦
私が転職活動のやる気を失った瞬間はこんなときでした
- 職場環境に理不尽さを感じて転職を決意!⇒数日たって怒りが収まるとともに転職意欲も消失
- 同期に転職を相談⇒お互いにグチを言い「これからも頑張ろうね」と励まし合い終了
- 来年こそは転職すると決意⇒師長から「来年は看護研究だからね」と言われ転職できず
みなさんも経験ないですか?
産業保健師への転職は長期戦の上、タイミングが命!
「やる気のときが転職時」です!
せっかくのチャンスを逃さないように、「産業保健師になりたい」と思ったその日から転職準備を開始しましょう✨
本格的な準備じゃなくても大丈夫!
「産業保健師になりたいと思ったその日から」と言われても
忙しい中でいきなり転職準備を始められるか不安💦
と思う人もいるかもしれません。
大丈夫!
準備といっても、資格をとるなど本格的なものではありません!
最初の一歩は簡単なものでいいんですよ✨
大切なのは「転職に向けた最初の一歩」を踏み出してみることです!
たとえ小さな一歩だとしても、積み重ねることで確実に前には進んでいきます。
まずは最初の一歩を踏み出して自分を「転職モード」にしてしまいましょう✨
【4つのSTEP】産業保健師になるための転職準備
では、具体的に何から始めたら良いのでしょうか?
転職準備のSTEP4つをご紹介しますね!
小さなSTEP4
まず最初は転職サイトへの登録がオススメ!
理由は3つあります。
- 担当エージェントが着くことで、一気に「転職モード」になれる
- ヒアリングを受けることで転職動機や転職先の希望条件を整理する良い機会になる
- 産業保健師の求人は「非公開求人」が多く、登録しないと紹介してもらえない案件が多いため
この中でも特に重要なのは「非公開求人」を確認できるようになること!
求人情報には、求められる能力や業務内容が書かれています。
今後本格的に転職活動を始めるにしても、求人の傾向が分かっていなければ何をどう頑張れば良いのか分からないですよね。
実際の求人情報を見るだけでも
- 転職のためにどういう勉強をすればいいのか
- どういう人物が求められているのか
などの傾向をつかむことができるのでオススメです✨
産業保健師を目指す場合の「転職サイト利用の鉄則」はコチラを読んでみてください✨
看護師をしていると、一般企業宛に履歴書を書く機会はあまりないですよね。
練習で良いので一度履歴書を書いてみましょう!
「志望する企業が決まってからでも良いのでは?」
と思った方もいるかもしれません。
あらかじめ履歴書を書くのには、こんな理由があります。
- 履歴書を書くのは意外と時間がかかる
- 文章にすると「志望動機」にまとまりがなくなるので、自分の中で整理しておく方が良い
- 良い求人に出会ったときに、履歴書を書くために時間をかけるのはもったいない
- 転職サイトによっては、求人紹介にあたり先に履歴書提出を求められることがある
産業保健師の転職はタイミングが命!
いざ求人を紹介してもらえたのに、履歴書の準備ができていないと非常に焦ります💦
あらかじめ練習で履歴書を書いてみると自分の気持ちが整理できたり、これまでの経験の棚卸しにもなるのでオススメです✨
書き方が分からないときは、転職サイトのエージェントに添削をお願いすることもできます✨
転職のためにできるのは、なにも「新しい分野の勉強」だけではありません。
今の仕事の中で、産業保健師に転職したあと活かせそうなスキルはないでしょうか?
一度振り返ってみてください。
例えば…
- 患者さんの行動変容を促すための保健指導の経験
- さまざまなタイプの患者さんに合わせてコミュニケーションをとる
- 家族や多職種との調整役を担う
これらは臨床で経験できますが、産業保健師になったときにも十分活かせるスキルです。
これらのスキルを伸ばすよう、意識して業務に取り組むようにしてみてください。
そうすると効率良くスキルアップできるうえ、履歴書や面接のときにアピールできるエピソードになります✨
無事に転職が決まったら、次に待っているのは「現職場の退職」です。
まだ転職も決まっていないのに、退職のことを考えるの?
と思うかもしれません。
ですが、産業保健師への転職は時期が読みにくいうえ、看護の現場は過酷です。
中には退職時に快く送り出してくれない職場もあります…💦
できればあまり揉めたくないですよね!
可能な限り円満に辞められるように、転職活動を始めたときから退職する時を想像してみましょう。
退職するとき、問題になるのは以下のような点です。
- 委員会や教育係など、引き継がなければいけない業務がある
- 引き止めにあい、希望の時期に退職させてもらえない
まず引継ぎが必要な業務がある場合についてです。
転職が決まれば新しい職場に行くための準備であわただしくなります。
業務をこなすだけでなく、人に伝えること意識して資料を作成しておくとスムーズに引継ぎをすることができ一石二鳥です。
次に希望時期に退職させてもらえない場合について。
どの職場にも必ず「就業規則」が存在します。
入職のときに小冊子で配られたりしますよね。
(ろくに確認しませんが💦)
「就業規則」には次のような退職時の規約が記されています。
- 退職を希望する場合、最低でも●日前には意思表示すること
- 退職までの流れや必要な事務手続きについて
自分の目で「就業規約」を確認しておくと、万が一理不尽な対応を取られたときに対処できます。
転職活動を始めるときに軽く目を通して、退職への心の準備をしておきましょう!
まとめ:小さなSTEPを積み重ねて
いかがでしたか?
転職活動で積み上げるべき「小さなSTEP」についてご紹介しました✨
産業保健師への転職はマラソンと似ています。
想像しているより長期になることも多く、モチベーションを維持し続けるのが大変なことも💦
一気に走りださなくても良いので、まずは小さな一歩を踏み出してみてください。
「なぜ産業保健師になりたいのか」
「今の仕事で何を学んだのか」
これらの振り返りも、小さいことに思えますがとても大切です。
小さな一歩を積み重ねて、転職まで少しずつ進んでいきましょう✨
本格的な転職活動に向けて、強みになる資格取得を考えている方はコチラの記事もオススメです✨