産業保健師への転職 「紹介予定派遣」は上手に使え!

  • URLをコピーしました!

こんにちは♪産業保健師ハルコです。

このブログでは未経験から産業保健師への転職を目指す方に活用していただける情報を発信しています✨

産業保健師の求人を探す際、「派遣社員としての採用はNG」にしている方はいませんか?

もしかすると転職のチャンスが減ってしまっているかも…。

今日は『紹介予定派遣』についてお話していきたいと思います♪

Ns.なっちゃん

産業保健師の求人を探しているんですけど、派遣社員としての雇用が多くて困ってます…。

ハルコ

その派遣社員としての求人、よく見てください!
紹介予定派遣」と書かれていませんか?

もし書かれているなら「派遣だからNG」と判断するのは待ってください!

今回お話する「紹介予定派遣」は、産休代替求人と同じく上手に使うことで転職難易度を下げてくれます。

詳しく見ていきましょう!

この記事を読んでわかること

  1. 「紹介予定派遣」ってなに?
  2. 「紹介予定派遣」として働くメリット・デメリット
  3. 「紹介予定派遣」を上手く利用する方法
この記事でわかること

「紹介予定派遣」とは?

紹介予定派遣は、派遣先の企業に直接雇用されることを前提とした求人です。

派遣期間中に、企業と派遣社員がそれぞれ直接雇用の契約を結ぶかどうかを検討し、双方の合意が得られた場合はそのまま直接雇用となります。

ハルコ

つまり
「派遣期間=試用期間」の求人です。

企業と派遣社員はお互いに、入職前の段階から直接雇用を前提とした派遣であることに同意したうえで雇用となります。

「通常の派遣」と「紹介予定派遣」には次のような違いがあります。

通常の派遣
紹介予定派遣
  • 就業前の書類選考や面接禁止
  • 入職するまで職場の雰囲気が分からない
  • 派遣期間は最長3年
  • 派遣期間中の直接雇用は契約違反になるため、途中で直接雇用になれない
  • 就業前の書類選考や面接が認められている
  • 選考の段階で落とされる可能性がある
  • 面接時に派遣先の企業を見ることができる
  • 派遣期間は最長6ヶ月
  • 派遣期間が終了すると双方合意の上で直接雇用になる
  • 派遣期間の途中でもお互い合意していれば直接雇用に切り替えられる

なお紹介予定派遣で入職し、直接雇用を断る場合は企業側も契約社員側も、相手方に理由を伝えることが決められています。

Ns.なっちゃん

えっと、つまりお得な派遣ってこと??

ハルコ

スタートは派遣社員ですが、双方合意すれば直接雇用になれるという点ではお得ですね!

紹介予定派遣のメリット・デメリットについてもご紹介しておきますね♪

「紹介予定派遣」のメリット

入職後「合わない」と思ったら辞めやすい

「紹介予定派遣」の場合、直接雇用に変更するには双方の同意が必要です。

派遣期間中に職場の雰囲気や業務のしやすさなどを体感できますよね。

中には派遣期間中に

派遣社員

私には合わない職場かも…

と思こともあります。

その場合、直接雇用に同意しなければ良いだけなので短期の退職であっても印象は悪くならず、次の転職先を探しやすいです。

派遣会社が条件交渉などを代行してくれる

「紹介予定派遣」は派遣会社を通し雇用に関する交渉を行うことができます。

例えば個人では伝えにくい雇用形態やそのほかの条件面の希望など、派遣会社が条件交渉を代行してくれます。

必ずしも希望が通るわけではありませんが、直接雇用前に十分な交渉を行えるのはありがたいですね。

派遣会社のアドバイスを受けて職場選びができる

せっかくなら同じ会社で長く働きたいですよね。

紹介予定派遣では、派遣先を選ぶ際に派遣会社のアドバイスが得られます。

就業予定の職場についての情報も派遣会社を通して確認することができます。

そのためじっくりと分に合った職場選びが可能です。

「紹介予定派遣」のデメリット

企業が求める人材でなかった場合、直接雇用されない可能性がある

紹介予定派遣は、企業と派遣社員双方の合意の上で直接雇用の最終的な判断を行われます。

裏を返せば、企業側が合意してくれなければ直接雇用にならないということです。

そのため派遣社員側が直接雇用を希望していたとしても、企業側から断られることもあると念頭に置いておく必要があります。

派遣期間中に求められる働きをして、評価を得られるようにしましょう。

直接雇用時に契約条件が変わる可能性がある

紹介予定派遣では派遣期間中の労働時間や賃金といった契約条件は、派遣会社との雇用契約に基づいて行われます。

ただし、直接雇用後は派遣先の企業と雇用契約を結ぶことになり、その企業が明示する条件で働くことになるのです。

場合によっては契約条件が派遣時のものと変わることも。

直接雇用契約を結ぶ前にしっかり労働条件を確認しておきましょう。

「直接雇用時=正社員」ではない!

紹介予定派遣の最大の魅力は、派遣期間が終了すると直接雇用になることですよね。

ただし!

「直接雇用=正社員」ではない

ということも理解しておく必要があります。

直接雇用には「嘱託社員」や「契約社員」といった有期間社員も含まれることは覚えておきましょう。

最近では産業保健職の雇用形態が正社員ではなく有期間社員となることも増えています。

ハルコ

正社員での雇用にこだわる方は、直接雇用後の雇用形態が具体的に何かあらかじめ確認してください。

社会保険や税金の切り替えが面倒

転職すると社会保険や住民税の納付方法についての変更が必須です。

企業側や派遣会社側で対応してくれるものですが、

①元々いた職場→②派遣会社→③直接雇用になる会社

と短期間で少なくとも2回切り替えが発生する煩わしさがあります。

まとめ

いかがでしたか?

「紹介予定派遣」は派遣社員として雇用されますが、その後直接雇用につながる可能性の高い雇用形態です。

Ns.なっちゃん

なるほど~!
派遣社員だけど、がんばり次第では直接雇ってもらえるってことですね!

それならアリかも✨

ハルコ

そうですね。
「派遣社員だから…」と最初から検討しないのはもったいないです!

紹介予定派遣を選択肢に入れることで転職先の幅も広がるかもしれませんね✨

紹介予定派遣のメリット・デメリット
メリット
デメリット
  • 入職後「合わない」と思ったら辞めやすい
  • 派遣会社が条件交渉を代行してくれる
  • 派遣会社のアドバイスを受けて職場選びができる
  • 企業が求める人材でなかった場合、直接雇用されないこともある
  • 直接雇用時に契約条件が変わる可能性がある
  • 「直接雇用=正社員」ではない!
  • 社会保険や税金の切り替えが面倒
おすすめの参考書

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事でわかること