産業保健師は競争率の高い狭き門。
面接までたどり着くのも一苦労です💦
- せっかくの面接機会を無駄にしたくない
- 転職活動での基本的な面接対策が知りたい
- 何度も面接に落ちてしまう
という方はぜひこの記事を読んでみてください💡
私もはじめての転職活動は右も左も分からないことだらけでとても不安でした💦
今では産業保健師の採用面接にも同席する機会をいただき、中途採用者の面接について客観的な視点を持つことができたかな、と思っています。
そこで今日は貴重な面接の機会を無駄にしないためにぜひ実践していただきたい「採用面接を突破する方法」についてお話しようと思います。
まずは「基本的なマナー・服装」について記事をまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください✨
面接が決まったらやること
会場までの経路確認
当日は遅刻厳禁です!
確率は低いですが、当日思わぬアクシデントが起きて時間通りに会場にたどり着けないこともあります。
まずは会場までの経路を確認して、確実にたどり着けるようにしておきましょう💡
経路確認のポイントは
- 実際に会場に足を運んで、場所を確認する
- 平日、時間通りにたどりつけるか予行練習する
(休日は交通の混雑状況が異なるため予行練習には向かない) - 予定している交通機関が使えなくなった場合を想定して、複数の行き方を確認しておく
そこまでしないといけないの?💦
と思うかもしれませんが、当日思わぬアクシデントが起こると気持ちが乱され、本来の力が発揮できないことも…。
会場までの経路確認を前もって行っておくと、「時間通りにたどりつけない」という問題をひとつ減らすことができます。
念には念を入れてしっかり確認しておくと、安心して面接に臨めるのでオススメです✨
履歴書・職務経歴書を見直す
自分が書いた履歴書・職務経歴書でも、緊張のため内容を忘れてしまうことがあります。
それ、すごく勿体ない!
先方に提出した書類は何度も自分で確認し、内容を落とし込んでおきましょう。
なぜなら…
面接での質疑応答は履歴書・職務経歴書の内容をもとに行われるから!
履歴書・経歴書を見直す場合のポイントは次のとおりです。
- 自分が書いた内容(特に志望動機)は完璧に落とし込んでおく
- 第三者として自分の書類を確認⇒突っ込まれそうなポイントをピックアップ
- 予想した質問内容に対する回答を考えておく
- 他人に書類を読んでもらい、質疑応答の練習をする
あらかじめ質問内容を想定して回答を用意しておくと安心感が増すので、リラックスして面接に臨みやすいです。
ただし!
台本を作って一言一句間違わずに回答できるように丸暗記するのはやめましょう!
丸暗記に頼ってしまうのはとても危険です。
当然ですが、面接って緊張しますよね💦
回答を丸暗記しているだけでは、緊張で覚えた内容が飛んでしまい焦ることがあります。
その後の面接はグダグダに…。
仮に上手く台本通りに回答できたとしても、台本を思い出しながらの質疑応答は面接官に
あ、この回答は覚えた答えを読んでいるだけだな
とバレるので、響きにくいです。
丸暗記ではなく、回答の方向性をしっかり自分の中に落とし込んで、臨機応変に受け答えできるようにしておきましょう✨
自分が書いた履歴書でも、時間がたつと記憶が薄れることがあります。
提出する書類は、あらかじめコピーを取ったり、写真に残すなどして面接前に改めて確認できるようにしましょう!
前職の退職理由を聞かれることがあるので、整理しておく
面接で前職の退職理由を聞かれることがあります。
中には退職理由を深く突っ込まれたくない人もいますよね。
例えば次のような場合です。
- 1年未満での退職
- 短期間での転職を繰り返している
難しいかもしれませんが、退職理由はできるだけポジティブな内容を先方に伝えられるよう事前に整理しておくようにしましょう!
ポジティブな退職理由の例
- 予防医学の道を志そうと思ったから
- 産業保健師になる前に、複数の職場を経験し医療現場の実際を見ておきたかったから
- 地元で地域医療に貢献したかったから
突っ込まれたくない質問でも、事前に整理しておくと焦らず受け答えできます。
【面接当日】採用面接にふさわしい身だしなみ
髪型
- ロングヘアーはひとつにまとめてスッキリと
- 前髪が長い場合は、顔にかからないように注意
- カラーリングは派手な色はNG!プリンになっていないか注意
- 寝ぐせはしっかり治す
メイク
- ナチュラルに仕上げる
- マスクを着用する場合は、目元が明るい印象になるように
- マスカラはダマにならないように
- つけまつ毛はしない方がいい
- クマ、シミが目立つ場合はコンシーラーでカバー
服装
- リクルートスーツでなくてもOK
- グレー系、ネイビー系のスーツ
- スーツが無ければ、ブラウス+膝が隠れる丈のスカートでも可
- 派手なアクセサリー、ネイルは避ける
- ストッキングは肌色のものを
- 靴は高すぎないヒールで
- カバンはA4サイズの紙を折らずに入れられるとGOOD
持ち物
- 筆記用具
- 応募書類のコピー
- 募集要項
- スマホ
- メモ帳(もしくは手帳)
- クリアファイル(書類をいただくことがあるので)
【面接当日】最低限のマナー
入門前にすること
面接は入門前から始まっているといっても過言ではありません。
まだ入門していないからといって非常識な行動をしないように気をつけましょう!
入門前にやっておくと良いのは以下の3つです。
- 身だしなみチェック
- スマホの電源を落とす
- コートを着ている場合は脱いでおく
受付・控室でも気を抜かない!
会社に一歩入った瞬間から見られていることを意識しましょう。
受付や控室での態度もチェックされていると思っておいた方が良いです。
社会人として当然のマナーですが、誰に対しても丁寧にあいさつしましょう。
受付では「自分の氏名・来社した目的」を告げ、先方の指示に従ってください。
控室で一人になる時間があるかもしれませんが、スマホなどを触らず姿勢よく待ちましょう。
私語も慎みましょうね✨
入退室の流れ
ドアを3回ノックし、「どうぞ」と返事があれば入室します。
入室前に大きな声で「失礼します」とあいさつしてから入りましょう。
ノック2回は、トイレなどで空室を確認するためのものだという人もいます。3回ノックにしておくのが無難です。
静かにドアを閉めたら、はっきりした声で「〇〇と申します。本日はよろしくお願いいたします。」とあいさつしましょう。
お辞儀の角度は30度くらいが一般的。
椅子の前に移動したら、あらためて「よろしくお願いいたします。」と一礼します。
面接官から「どうぞ」と促されたら着席してOKです。
背もたれに深く腰掛けるのはNG!
かばんは椅子の足元に立てかけておきましょう。
面接が終了したら「本日はありがとうございました。」と伝え、一礼します。
ドアの前で「失礼します。」と再度一礼し、退室しましょう。
門を出るまで気を抜かないように注意です!
話す時は相手の鼻を見る
面接官と話をするときは「目を見る」ことを意識する人も多いと思います。
しかし、まっすぐ相手の目を見てしまうと緊張して上手く話せない人も…。
そんな人にオススメしたいのが「相手の鼻を見る」ということです。
相手の鼻を見る理由は以下の2つ
- 相手と直接目線を合わせなくて良いので緊張しづらい
- 相手からは「目を見て話をしている」ように見える
まとめ…基本マナーを知って臨機応変に
いかがでしたか?
本日は「採用面接の基本的なマナー・服装」についてお話してきました。
ただし、中途採用の面接は思っているよりラフなことも多く、拍子抜けするかもしれません。
基本的なマナーを知ったうえで、その場の雰囲気に合わせた対応をしましょう✨