転職活動をしていること、周囲に相談した方がいい?
こんにちは♪産業保健師ハルコです。
このブログでは未経験から産業保健師への転職を目指す方に活用していただける情報を発信しています✨
本日のテーマは『転職活動を周囲に相談すべき?』です!
う~ん…どうしよっかな~
なっちゃん、どうしたんですか?
いやあ~
私いま転職活動してるじゃないですか?
それを周りに言っておいたほうがいいのか悩んでるんです。
…特に師長さんとか…。
迷いますよね。
転職活動している人の多くが抱えている悩みではないでしょうか?
本日は転職活動を周囲に相談するべきかどうかについてお話していきたいと思います!
この記事を読んでわかること
- 転職活動をしていることを周囲に相談した場合のメリット・デメリット
- 転職活動を打ち明ける目的は?おすすめの時期は?
- 師長のタイプ別に攻略!転職活動の打ち明け方
- 転職活動していることを同僚に相談するべき?
そもそも転職活動を周囲に報告する必要はあるの?報告した場合のメリット・デメリット
まず前提として!
転職活動をしていることは、必ずしも周囲に事前相談する必要はありませんよね。
事前に相談するも、しないも個人の自由です。
ではなぜこの話題を持ち出すのか?
産業保健師の転職活動は、いつ終わるのか、どうやればいいのかが分かりづらい孤独な世界だからです。
私の場合は本当に転職できるかも分からなくて、すごく不安でした。
小心者な性格もあって、周囲に話を聞いてもらって少しでも気持ちを楽にしたいと思っていました。
その気持ち、わかります。
でも…相談して取り返しのつかないことになったらどうしよう…。
そもそも相談しても意味ないしなあ…。
そうですよね。
ではまず「転職活動を周囲に相談するメリット・デメリット」を見てみましょう!
実際に転職活動を経験した私や知人の経験から表にまとめてみました✨
それぞれにメリット・デメリットがありますが、相談するもしないもあなたの自由!
今あなたがいる環境をふまえて慎重に判断しましょう✨
転職活動を打ち明ける目的
「相談するもしないも自由なんだったら、そもそも相談する意味なくない?」
と思いましたか?
たしかに、下手に相談して状況を悪化させたくないですよね。
でも転職活動を周囲に事前相談するのには、こんな目的もあるんです。
- 転職の医師を伝えておくことで、新年度の役割分担時に考慮してもらえる。
- 軽い役職にはしてもらえないかもしれないが、「転職で途中退職するかもしれないことを了承の上での分担だ」と自分の中で割り切れる。
- 事前に転職を匂わせておくことで、いざ転職するときの罪悪感が薄まる。
- 転職活動を続ける心の支えになる。
- 転職が決まったとき「前もって相談してくれても良かったのに…」と気まずくならない。
- 同僚の周囲に転職経験者がいた場合、その時の情報が得られることもある。
打ち明けるのにおすすめの時期
事前に相談しておくことも意味があるっていうのは分かりました。
でも、いつ相談すればいいんでしょうか?
おすすめの時期は、
3月の人事異動発表前か4月の師長面談のとき
です!
3月、4月といえば新年度に向けての異動が多く、新年度に向けての役割分担が行われます。
看護師歴3年目以上になると特に割り当てられる役職が多く重くなりませんか?
そうそう…。
委員会とか、新人看護師の教育係とか、看護研究とか…!
受け持ち患者さんも重症な人が多くなってくるんですよね。
成長を認めてもらってるからこそだって分かってるんですけど、正直しんどい💦
看護師はもともと責任感が強い人が多いです。
重要な役割が割り振られていたりすると、年度の途中で退職するのが申し訳なく感じてしまったりしませんか?
せっかく良い条件の求人に出会えても
この時期に転職するのは病棟に迷惑かな…。
と考えてしまい、なかなか行動に移せない人も多いのではないでしょうか?
3月、4月の節目の時期は師長に転職活動を相談するのにぴったりの時期です!
産業保健師への転職を考えています。
求人案件が少ないので、チャンスがあればどんどん挑戦したいと思います。
もしかしたら年度の途中での転職になってしまうかもしれませんが、今の仕事も全力でがんばります。
と師長に伝えておくと、少し気持ちが楽になります。
事前に相談したからと言って、与えられる役職に変わりはないかもしれません。
しかし、途中で退職することへの罪悪感は軽減されます。
転職に対する罪悪感が薄れることで、チャンスが目の前に来た時に行動に移しやすくなります!
3月、4月というと人事異動で師長が異動になることもありますよね。
師長が変わりそうなときは、異動発表の前に転職を相談しておくことをおすすめします。
そうすることで、「前の師長にもご報告済ですが…」と新しい師長にも話しやすくなるからです。
ただし、新しい師長が異動してすぐに相談するのはNGです!
どんなタイプの師長か情報収集をして、見極めた上で打ち明けるかを決めましょう!
師長に転職活動を相談すべき?⇒タイプ別に攻略!
さて、転職活動を周囲に相談するメリット・デメリット、目的、おすすめの時期についてお話してきました。
でも正直これだけでは決められませんよね?
だってみなさんが働いている病棟環境や、師長のキャラクターはそれぞれ異なるんですから。
一番大切なのは、師長のキャラクター(タイプ)です。
皆さんが今働いている職場の師長さんはどんなタイプですか?
どんなことも受け止め応援してくれる神タイプ?
仕事には厳しいけど、飴と鞭をしっかりくれる仕事人タイプ?
何をしても怒られる、理不尽なパワハラタイプ?
看護師がやりがいを持って働けるかは師長さんのキャラクターによるところが大きいですよね。
どんなタイプにあたっていたとしても、転職成功した場合師長さんへの報告は必要不可欠…。
必ず前もって転職活動中から打ち明けるべきなのでしょうか?
師長のタイプ別に攻略方法をレクチャーします!
とにかく優しい!神タイプ師長
打ち明けてOKです!
いきなり転職することになった場合、のちの采配に困る可能性があるのでむしろ打ち明けておく方が良いかもしれません。
転職したいという気持ちをすなおに言いましょう。
「産業保健師への転職を考えています。
求人案件が少ないので、チャンスがあればすぐにでも挑戦したいと思っています。
転職の競争率も高いのでいつ転職できるかも分かりませんが、それでも挑戦したいです。
転職の有無に関わらず、与えられた役職はしっかり取り組んでいくつもりですが、年度の途中で転職になってしまう可能性もあります。
その場合は後任の方への引継ぎはしっかり行いますので、ご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いします。」
仕事にはストイック!仕事人タイプ師長
打ち明ける分にはOKですが、伝え方はよく考えましょう!
ポイントは
- なぜ産業保健師になりたいのか
- 自分が今後どのような看護人生を送りたいと思っているのか
この2点をしっかり伝えて、この決断に至ったことを納得してもらうことです。
「病棟勤務が激務だから」
「人間関係が嫌だから」
これらの理由で転職を考えている人も多いと思います。
ただ、この理由を全面に押し出してしまうと苦言を呈される可能性が高いので注意しましょう。
しっかりとあなたのやりたいこと、今後のキャリアアップの目標を伝えられるのであれば打ち明けても大丈夫!
「これまで看護師として働く中で、予防医学の大切さを実感しました。
受け持ちをさせていただいた患者さんの中には、ご自身の体調不良に気づいていながらも仕事が忙しく早期の受診ができなかった人もいらっしゃいました。
そんな人たちと関わる中で、産業保健師として働き盛りの人たちの健康を守る側の仕事をしたいと考えるようになりました。
産業保健師は求人案件が少なく競争率も高いので、いつ転職できるかも分かりませんがそれでも挑戦したいです。
転職の有無に関わらず、与えられた役職はしっかり取り組んでいくつもりですが、年度の途中で転職になってしまう可能性もあります。
その場合は後任の方への引継ぎはしっかり行いますので、ご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いします。」
とにかく理不尽!パワハラ師長
打ち明けない方がいいです。
このタイプの師長さんの場合は事前に報告していようが、していまいが退職の時に揉めます。
それならばひっそりと水面下で転職活動しちゃいましょう。
どうせ嫌味を言われるなら退職の時だけにしたいですもんね。
辞める時には気合が必要ですが、辞めちゃえば今後会うことはありません。
割り切って転職活動しましょう!
同僚に転職活動を相談すべき?
結論から言うと、大人数に打ち明けるのはやめた方がいいです。
本当に信頼していて、転職することを前もって知らせておきたい人にだけ打ち明けましょう。
もちろん打ち明けた後、応援してくれる人が多いとは思います。
しかし転職のために退職する職員が出ると、人員が補充されるまで病棟が忙しくなるのも事実。
転職を打ち明けると疎ましく思われることももちろんあります。
そのため、転職活動をしていると周囲に広まってしまえば業務がしづらくなることも。
本当に信頼できる人にだけ前もって相談しておくようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
本日は『転職活動を周囲に相談すべき?』についてお話しました。
転職活動を前もって周囲に相談するのは必ず必要なことではありません。
相談することで、転職に対する気持ちを強くすることができるのでその点ではおすすめです。
職場環境や師長さんのタイプを考慮した上で、慎重に相談するかを決めましょう!
自分にとってどっちがプラスになるかよく考えて決めることにします!
- 相談することによるメリット・デメリットをよく考える
- 師長のタイプを考慮して慎重に決める
- 同僚に相談する時は、本当に信頼できる人にだけ相談する